「洗える人工畳(置き畳)」と、より社会貢献できる未来へ
これからの東レペフ加工品株式会社が目指すべきところ
い草からつくられているのが、通常の畳です。しかし、当社ではポリオレフィンの樹脂を発泡させることで柔らかさを出した糸をつくり、畳のように織ることで人工畳を製造。
特徴は、任意の色をつけることができるためカラーバリエーションが豊富なこと。そして、天然い草のように、日焼けによる変色がなく美しさの持続期間が長いこと。畳床をはじめ、木質関係のものは一切使用していませんので、水濡れにも強いことが挙げられます。
現在の主な導入先は、ベッドや椅子ではなく、畳に直に座りたいという利用者の方の声が多い介護施設や居酒屋やホテルなど人が多く集まる場所。そして保育園や幼稚園等。
い草に比べ、耐久性があり交換頻度が少なくて済むほか、置き畳の場合畳表の間にペフを入れることで転倒したときの怪我防止に役立つと好評をいただいております。特に置き畳の場合は、厚みが十数mm。フローリングの上に置いても段差にならず、ラグのような感覚でご利用ください。畳の風合いと柔らかいマットの良さを併せ持った、衛生的で生活環境の快適性を備えた製品です。
環境配慮製品
基本的に、断熱材と省エネは深い関係にあります。断熱効果を高めることで電気使用量が下がるため当社では「環境配慮製品」という位置づけを行なっています。
また、トーレペフをはじめとした当社使用のフォームは、発泡剤にフロン類温室効果ガスを使用せず、オゾン層の保護・地球温暖化防止に有効な製品をラインアップしています。また、当社の加工品は改正建築基準法の「シックハウス対策」においてホルムアルデヒドを一切使用していないF☆☆☆☆等級品です。
今後は断熱性・緩衝性に優れた独立気泡発砲体の特性と複合技術を活かし、農業や自動車、介護福祉部門など、より一層社会に貢献できる製品開発を進めてまいります。