滋賀事業所 化粧品工場について
化粧品工場についてご紹介します。
化粧品工場では美容室や理髪店で使用されるシャンプー、トリートメント、ヘアカラー剤やパーマ剤といった頭髪用の化粧品を生産しています。
主たる生産ブランドとしては「LebeL(ルベル)」です。
LebeLブランドの特徴
当社の製品には「技術者側から見ても使いやすく高品質の商品」という考え方がベースにあります。
例えば、美容師の方が毎日多くのお客様の髪を洗っていると、どうしても手荒れを起こしやすくなってしまいますが、
手荒れを起こしにくく安心してお使いいただけるような商品を提供しています。
その中でも、LebeLの特徴的な部分は「新しい価値を生み出す」「今まで市場に無かった商品を生み出す」という取組みです。例えばヘアカラーをした場合、初めの1週間は比較的退色が多いものですが、この期間の退色を抑え、色・艶・質感を保つための
シャンプーといった
ピンポイントなヘアケアアイテムや、
ヘアカラー剤では
、他社が使っていない染料を使った
新しい価値・新しい技術につながる商品も提案しています
。
チームワークによる品質・安全管理
LebeLだけでも多種類のシャンプーがあります。万一、ボトルと中身を取り違えてしまうと、お客様に対しても法的にも問題であり、大変な事態となります。
人間が行う作業では絶対に間違わないということはありえません。そのため確認事項は全て
2人以上でチェックを
するルールとしています。ミスをなくし、品質・安全性を高めるには機械の力ではなく、社員のチームワークが重要です。社員全員で知恵を絞って品質・安全性を高める。このチームワーク
には
自信があります。
技術や知識を高め、生産能力を伸ばす
現在、化粧品工場では化粧品研究開発部から指定された処方・製造方法・試験規格に基づいて、製品造りを行っています。製造に関するスキルや経験値は十分にありますから、今後は自らも新しい提案ができるよう、さらに知識・技術を高めていく必要があると考えています。
例えば、クリームやトリートメントのように油と水が混ざっている状態の商品は、高温で混ぜて冷やすことで美しい均一なクリームが出来上がります。しかし、混ぜ方や温度の下げ方が変われば、硬さや見た目も変わります。
設備が変わっても同じ品質を維持するためには、設備の細かな違いなどさらに一歩踏み込んだ知識や技術が必要です。情報や知識、ノウハウを形に残すことで、より製造の幅が広がると考えています。
また、LebeLブランドの生産量が増えてきたこともあり、生産能力の増強も視野に入れています。
工場の改造等は、今すぐにできることではありませんが、売り上げを伸ばして行こうとする営業部門の足を引っ張るような形にならないよう、技術・知識と生産能力両方に力を入れて行きたいです。