多様な設計条件と経験に基づく確かな品質
オーダーメイドの設計提案ができる会社
日本コンクリート工業グループには、お客様の状況や状態に合わせて設計提案ができる力があります。
例えばビルの設計をするときには、建物の大きさや地盤の状況、軟弱な地盤か硬い地盤かというところから、経済的なコンクリート杭を施工する方法をご提案。
今までは、大きなビルを建てるためには100本の基礎杭を打たなければいけなかったところを、コンクリート杭を地中に埋め込む方法を駆使することによって、60本や70本の数で可能にしています。
もうひとつの強みは、コンクリート杭の性能強化。強度や耐力を上げることで、今まで1000mmの径が必要とされていた場所を、同じ強度・耐力を持つ800mmの径に変更することができます。
その結果、品質を維持したまま価格を安くすることが可能です。
私たち日本コンクリート工業グループは、お客様から依頼された製品をそのまま製造するだけではありません。より良いものをより安くできるように提案をする取り組みを行っています。
人の暮らしを支えるための基盤づくり
私たちの会社は、人の暮らしを支えるための基盤をつくっています。メインの製品となる、コンクリート杭は構造物を支える基礎として、建築・土木の分野で使われています。杭とひとことで言っても、内容は様々。
例えば、鋼管(SC)杭・節(ST・HF・HM)杭、高強度コンクリート(105N/m㎡)など多様な製品の対応可能です。
杭とは、通常はまっすぐなもの。
棒状の大きな鉛筆を想像して貰うとわかりやすいでしょう。例えば節杭であれば、2mおきぐらいに節が出ています。例えばSTは、先端部分の2mほどが膨らんだ状態の節杭を意味します。このメリットは上からの荷重に耐えることができること、そして地震耐力にも持ちこたえることができる点。太い杭を使う方法もありますが、コストが高くなるデメリットがあります。
そのため、荷重の曲げがかからない部分は細くすることで、安全を維持しながらコスト削減の提案をしています。逆に、上からの荷重だけが大きい場合には、下だけを膨らませるなど状況に合わせた製造が可能です。
また私たちが製造しているのは、大量生産品だけではありません。試作段階などの特殊仕様にも対応しています。普段は地中に入るものを柱として使用するなど、オーダー製品としての注文依頼にも対応しています。