ワンストップで家具を製造できる会社。
設計から出荷まで。製造したい家具のすべてを任してもらえる会社です。
確かな製品を提供するためには、一貫した生産体制の上での製造が重要となります。京都工場では、設計・開発から梱包・出荷までワンストップサービスが可能です。
まずは、生産に関する一連の流れを簡単にご紹介しましょう。最初に3DCADで図面を書き、現場で図面を見ながら加工します。図面寸法通りに鉄板を切断・打ち抜き等の作業を行うことが加工課の仕事です。また、切断や切り欠き等の形状は自由に設定することができます。
次に、曲げ加工に入ります。当工場では、3mまでの長尺物の製造が可能です。自動ベンディングマシーン、袋曲げ加工、自動曲げ複合機など、商品に合わせ精度を追求した折り曲げ加工を行います。そして溶接加工後、水性塗料と粉体塗料を用いて塗装を行います。
その後、乾燥を終え最終工程のセットアップに入ります。必要な部品を全て取り付けて、全数検査を行い、梱包、出荷。当社の特徴は、素材から出荷まで完成品で出すということ。半加工では出しません。
後工程はお客様であるという精神
素材の加工から、梱包に至るまでの間にはいくつものチェックを行なっています。各課ごとのチェックはもちろん、一台の設備ごとのチェック。作業内容のチェック。塗装をするまでの段階では、傷や凹み、図面通りの寸法にできているか等、一つひとつ丁寧に確認します。そして塗装後の組み立て工程に置いて、最終のチェックを行います。
チェックしたデータは収集し、横展開を行います。ひとつの課で、データを出し惜しみしても意味はありません。毎月品質会議を行い各課に品質データを開示することで、より品質を高めます。
加工や塗装は、課としてはそれぞれ別物です。また、実際にお客様の手に渡るのは、最終工程の組み立て後。しかし大切なことは、前工程からのつながりを意識すること。当社では、社員一人ひとりが「自分の行なった作業の次は、もうお客様である」という精神を持ち、業務に取り組んでいます。