事業概要
▲高機能プリント配線板材料の製造工場
1921年(大正10年)、利昌工業の前身となる「利昌洋行」を設立。
創業時は、いわゆる電気の黎明期でした。電灯の光を点けるために、小さな水力発電所が各地につくられていき、電力会社ではなく「電灯会社」と言っていた時代のことです。その頃の発電機といえば、全て外国からの輸入品。もちろん発電機に必要な絶縁材料も外国製です。これから国策として電化を進める時代、絶縁材料が国産でないのは良くない。創業者がそう考え、国産化を目指したことが会社設立のきっかけとなり、今に至ります。
同時に、昔の絶縁材料といえば紙や石、マイカ(雲母)が使われることが一般的でした。しかし、自然物は形や品質にもバラつきがあります。
当時の創業者は、発明されてまもないプラスチックであるフェノール樹脂に着目。外国から初めてフェノール樹脂製品の輸入に成功。その後、悲願の国産化にも成功します。
アクセスマップ
会社住所:滋賀県湖南市高松町2番4号(湖南工業団地内内)