社員インタビュー

富士電波工業株式会社 滋賀工場に入社したお二人に色々聞いてみました。

就職への動機はなんですか？

●丸山さん：
大学では機械材料学を専攻し、材料の加熱や熱処理をした後の物質の変化、今の社会での使用例を学んでいました。
数ある製造業の中でも、私が魅力を感じたのは富士電波工業株式会社の「受注生産」システムです。
毎回違う状況の中で考えて物をつくることに興味があり、やりがいや達成感を感じられると思いました。また大学時代の学んでいたことを入社後も、学びながら活かしていけると感じ、就職を希望しました。

●井上さん：
大学では電気関係の勉強と熱を使う研究をしていました。私が希望していたのは、熱と電気の知識を活かせる会社です。
電気と熱が結びつく企業自体が少ない中、最終的には先生の紹介で富士電波工業株式会社に就職を決めました。

現在の仕事内容はどんなことをされていますか？

●丸山さん：
機械装置の組み立て、メンテナンスを行っています。

●井上さん：
電気関係の装置の設計、テスト、維持運用に関する保守、メンテナンスを行っています。

やりがいを感じるときはどんな時ですか？

●丸山さん:
お客様の要望に対して、求められる装置が変わるため、組み立て方法やテスト内容も変化します。

毎回行う仕事の一つひとつが全く違うものになり、答えはひとつではありません。これは、まさに受注生産ならではのやりがいです。また自分の仕事を終え、実際にお客様の手に引き渡され使用されていることで、自分がやったことが報われた、達成できたと実感します。

●井上さん:
当社の装置は、組み上げた後最終的に加熱する必要があります。自分たちが想定したように温度が上がり、求めている内容にしっかり合致し試験がクリアできたとき、達成感が得られます。

これからの目標を教えてください。

●丸山さん:
会社に入って、まず学生と社会人とは大きく変わるなと感じました。様々な装置に関わると、お客様とも関わることも増えます。

自分自身の未熟な部分にも気付かされました。
もちろん会社で働く以上は装置や技術も学び、ゆくゆくは1人で任されるようになりたいとも思いますが、同じくらいどの社会に出ても立派に振舞っていけるような社会人になれたらと思います。

●井上さん:
私の目標は、新たな装置を開発設計することです。現在、研究開発の専任部署はありませんが、様々な知識を身につけて提案できるように、そして新たな物をつくれるように自信を付けて行きたいです。
そして将来的には、新たな装置の開発ができればと思っています。

就職を考えている人に一言お願いします！

●丸山さん:
事業内容は、HPや会社説明会で知識を得ることができると思います。

ただ、どの会社に行っても、まず最初はわからないことだらけです。私自身も工具の使用方法や使う場面など、まずは装置以前の段階でわからないことがいっぱいありました。多少困ることもありましたが、先輩方から丁寧に指導していただき、少しずつですが会社のこと、会社以外の一社会人としてのことを勉強しています。

また、どの部署であってもお客様と関わることが多く、今は先輩方と学びながら楽しくお仕事させていただいていますので、決して居心地が悪い環境ではないと思います。一緒に仕事ができる機会があれば、ぜひ一緒に頑張りましょう。

●井上さん:
何をつくっている会社なのかよくわからないと思いますが（笑）

加熱は、どんな物をつくるときでも最終系の元の原料になると思います。なかなか実感は湧きにくいかもしれませんが、見えない部分でしっかり社会貢献している会社です。うちの会社に来て働きましょう！

左：丸山さん、右：井上さん